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Q

外壁塗装は何回塗れば安心なの?

質問 横浜市内で家を建てて10年以上経ちました。主人の希望で家の外壁はモルタル壁にしたので、そろそろ外壁の塗替えをしなければいけない時期です。
家を建ててもらったハウスメーカーの担当者からは、10〜15年を目安にしてくださいと言われたので、もう少し後でもよいのかもしれませんが、色あせしていることが見た目でも分かり、サッシ窓や換気口の下から雨だれだなどの黒い汚れが目立つので今がその時期ではと考えています。
外壁塗装にも数十万円のお金がかかるので、少しでも費用を安く抑えたくてネットで横浜市内や東京などの塗装業者の情報を集めているのですが、手抜き工事をするような悪徳業者も存在していることを知りました。
手抜き工事をするような業者は塗装を1度しかしないようなことがどこかのサイトで見かけたのですが、外壁塗装では何回塗れば安心なのでしょうか?手抜き工事を見抜くためにはどうすればよいかも教えてください。
yajirusi
A

外壁塗装は3回塗りが基本です

外壁塗装の塗り回数は、3回が基本です。1回目は下塗り、2回目は中塗り、3回目は上塗りと呼ばれています。ただし、使用する塗料によっては2回でよい場合もあり、外壁の状態が酷い場合は4回以上塗り重ねることもあります。
最近では外壁に使用する塗料が進化していて、下塗りや中塗りが不要な製品も開発・販売されています。そのような塗料を選択した場合は2回塗りが正解なので、3回塗っていなくても手抜き工事をされたわけではありません。
塗料ごとの適正な塗り回数は、パンフレットや商品のホームページなどを見れば確認できます。
外壁の下地がかなり傷んでいるときやサビが発生している場合などは、下塗りを2回以上行うこともあります。
下塗りを行う意味は、中塗りや上塗りを密着させることや、塗料の性能をしっかり発揮させることにあります。下地が傷んでいる場合などはその目的を果たせない可能性が高くなるので、2回以上の下塗りをしてカバーします。
このように、外壁塗装に使用する塗料には正しい塗り回数があり、状況によって下塗りの回数を多くしなくてはいけないわけですが、悪徳業者ではなくても経験が浅かったりきちんとした知識を持っていないような業者に依頼してしまうと、正しい塗料の使い方を守ってもらえなかったり、正しい判断をしてもらえなかったりする可能性を高めてしまいます。
それを回避するためには実績が豊富な業者を選べばよいわけです。それでも手抜き工事をされる心配があるなら、何回塗装をするかを自分の目で確認すればよく、業者とすれば見張られていると分かれば手抜きができなくなります。
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