平屋の場合、足場を組むかどうかの判断は施工する業者側の方針によっても異なりますが、外壁だけはなく屋根工事も行うなら、足場は組んだ方がよいといえます。
平屋と一口に言っても、高さや屋根の形状は異なりますので、まずは施工業者の意見を聞いてみましょう。
足場がなくても脚立などで工事はできますが、そうなると作業中の安全性を保つことが難しくなります。それに、傾斜地など現場の状況によって脚立の使用ができないこともあります。
しっかりとした足場があれば、職人は工事に集中できて、作業効率アップにつながります。無理に足場を組まないで工事をしてもらうと、足場があるときよりも作業に時間がかかってしまい、結果工事費が高くなってしまうことも考えられます。
人件費もばかにならないことを覚えておきましょう。足場を組まないで事故が起きると、取り返しがつかないことにもなりかねません。
塗装工事を行う場合は、足場がないと飛散防止シートをはることができずに、塗料やゴミやホコリが周囲に飛び散ってしまいます。特に近くに隣家がある場合は、足場を組んだ方がよいです。
確かに足場代は工事費用の負担になりますが、かかる費用は二階建ての住宅よりも安いです。足場代は基本的には足場を組む面積に単価を掛け合わせて算出するため、二階部分が無い平屋の方が面積は少なくなるため費用が安く済みます。