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Q

屋根や屋上の防水工事にはどのような種類がありますか?

私の家にはそれほど大きくはないですが屋上があり、洗濯物を干す場所として設置したベランダもあります。
というわけで、屋根も含めて防水工事がとても重要になり、家を建てて今年で10年になるので、そろそろ防水に関するメンテンナンスもした方がよいのでは?という疑問が生じました。
すでに外壁は塗装を行い、その際に全体のメンテナンスもしてもらいました。屋根や屋上の防水工事にはどのような種類があるか知りたいので、ご回答よろしくお願いします。
それと、防水工事を安心して任せられる業者選びのコツなどがあれば、それも併せて教えてください。
yajirusi
A

屋根や屋上の防水工事には主に4つの種類があります

屋根や屋上の防水工事には、主として「ウレタン塗膜防水」「シート防水」「アスファルト防水」「FRP防水」の4つの種類があります。
日本で行われている屋根の防水工事で、最もポピュラーなのがウレタン塗膜防水工事です。
液体の塗料を使用するので、どのような形の屋根にも使用できます。塗膜自体は柔らかいため何度も塗り替えられ、定期的にメンテナンスを行えば屋根の防水機能を維持し続けることも可能です。
シート状の材料を使って防水層を作るのがシート防水です。シート防水には、塩ビシート防水とゴムシート防水があり、塩ビシートは保存や紫外線に強いという特徴があります。
ゴムシート防水は伸縮性に優れているのが特徴ですが、下地の影響を受けやすくシート自体も薄いため、鳥がつつくと破れてしまう危険性があります。
アスファルト防水は、合成繊維不敷布にアスファルトを染み込ませて、その周りにもコーティングしたシート状のルーフィングを使用した防水工法のことです。ルーフィングを貼り重ねることにより防水層を形作ることができます。
FRP防水とは、軽くて強い繊維強化プラスチックであるFRPを防水材料として使用するものです。FRP防水工事では、塗料が早く固まるのが特徴です。ただし、他の方法と比べて単価が高くなる点には注意が必要です。
安心して防水工事を任せられる業者選びのコツは、実績があるかどうかを確認することです。実績を確認する際には、これまでどのような防水工事をしてきかもチェックして、自分が望んでいる工事の経験を多く持っているところに依頼することをおすすめします。
大切なのは、工事後のアフターフォロー体制がしっかり整っていることです。万一工事に不備や問題があったときには、すぐに対応してくれることを確認しておきましょう。
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