塗装する面積が同じならかかる費用も一緒だと考える方もいるかと思いますが、家の形状が複雑になればかかる手間も多くなり、塗る面積は家の坪数や床面積などだけでは判断することもできないため、正確な金額は現地調査をして計測してみないと分かりません。
また、家の形状が複雑な場合は、場所によって壁の高さも異なり、思っていたよりも塗る面積が広かったということにもなりかねないため、たとえ概算で金額を伝えてもらえても、実際にかかる費用が大きく変わってしまうことも珍しくありません。
外壁塗装では、使用される塗料によって金額がかなり変わってきます。塗料にはアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素など様々な種類があり、単価が安い塗料ほど耐久性は低くなります。
耐用年数は5年や10年単位で異なるので、安く塗装できたとしても長い目でみれば耐久性が高い塗料で塗装してもらった方がお得になることもあります。
外壁塗装を行う前には下地処理を行いますが、ひび割れや剥がれなど大きなダメージを受けているほど下地を補修する作業なども必要になるため、工事金額は高くなります。
外壁塗装では、外壁以外にも軒天や破風板、鼻隠しなどの付帯部も同時に塗装するのが一般的で、他にも換気カバーや絵婚周り、手摺などがあれば料金は高くなります。
同じ工事をしてもらう場合でも、依頼する業者によってもかかる費用が大きく変わることもあるので、複数社から相見積りをとることをおすすめします。