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工場の屋根に防水工事を行うベストなタイミングとは?

横浜市内で自動車整備工場を経営している者です。工場を建ててからかなりの年月が経ち、最近劣化が目立っていて、先日一部で雨漏りが起きてしまいました。
同じ自動車整備工場を経営している友人にそのことを伝えると、雨漏りの修理と屋根の防水工事を早めに行った方がいいとアドバイスされたのですが、工場の屋根に防水工事を行うベストなタイミングを教えてください。
このまま工場の屋根に防水工事をしないで放置しておくと、どんなリスクが生じますか?
yajirusi
A

屋根材や防水層には耐用年数が設定されています

工場に限ったことではありませんが、屋根に施す防水工事は、屋根材や屋根の形ごとに工事内容が異なります。
工場の屋根が陸屋根(ろくやね)と呼ばれる、屋上のような見た目でフラットな形状場合は、防水層を形成する工事を行います。
防水層を形成する工事には、ウレタン防水、FRP防水、シート防水、アスファルト防水などがあり、工事の種類によっても耐用年数が変わってきます。例えば、ウレタン防水の場合は耐用年数が10年前後で、FRP防水だと10〜12年前後となっています。
現在すでに雨漏りが起きているなら、一刻も早く修繕と防水工事を行いましょう。雨漏りが起きていると建物の内部に水が進入している可能性が高く、建物全体の寿命を縮めることにつながります。
雨漏りの他にも、ひび割れ、色あせ、塗膜の剥がれなど、劣化症状が見た目で確認できる場合も、防水工事を行うタイミングです。
雨漏りを放置しておくと、様々な部分から少しずつ建物内へ雨水が浸み込んでいき、劣化が想像以上に早く進んでしまいます。
中に置いている設備に雨水が触れると、故障リスクが高くなります。機械は水に弱いものが多く、修理に費用がかかるだけでなく、通常業務にも支障をきたす恐れもあります。
配線周辺に水が漏れると、漏電を引き起こす危険もあります。漏電は電気代が高くなる要因にもなり、火災や感電などの大きな事故に発展することもあるのでとても危険です。
工場が漏水してしまうと、稼働停止に陥ることが少なくありません。何かあってから対処すればよいと思っていると、長期間営業ができなくなり大損害を被ることになってしまうこともあるので、くれぐれも雨漏りを甘くみてはいけません。
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